隙間が怖い人がマイホームを建てる記録

夫(単身赴任)子(4才)くもりこ(ワンオペ兼業主婦)3人家族で幸せになれる家を夢見て駆け抜ける姿を記録するblogです、誰かの参考になれば、、

【究極の高気密高断熱住宅≒パッシブハウス】

久々の更新になってしまいました

前回までにスペック厨となった私でしたが、現実が押し寄せてきます

そう、現実です

予算には遊びが必要です

家作りは殊更余裕が必要です

なぜなら自制しなければどこまででも費用がかかってきて最終的にすごい増額となってしまうからです

 

さて今日のお題…

もし本当に高気密高断熱の家を建てようとして、お金に糸目をつけないのであれば

『高気密高断熱住宅』と検索するのではなく、

ぜひ『パッシブハウスジャパン』で検索してください🗾

そこで会員一覧から実績がありかつ建設予定地から近いところに事務所を構える作り手さんへ相談すればいいのです

そうすればお金はかかりますが木製サッシにトリプル、いやいや4枚ガラス

また最も重要である気密をとるためのあらゆる工夫がされた家を作ることができます

私も実際この方法で近くの(といっても自宅から車で1時間ほどのところ)工務店へ訪ね、

(私はギリギリ首都圏と呼ばれるある県に住んでます)

丁寧な説明を受け、パッシブハウスに心踊らせたのです(遠い目)

そこの工務店に相談の予約をし、向かうととっても素敵な中年男性が丁寧に説明をしてくれました

なぜ、パッシブであるべきか、うちはこういう信念でやっています、あと実際の建て方など

その工務店さんはパッシブ度合いをレベル別にし、予算によって擦り合わせていくようなやり方らしいのですが、

上から高気密高断熱レベルがあって

・一番良い

・まぁまぁ良い

・良い

・普通

とある中で

『【まぁまぁ良い】より下のレベルで発注するなら敢えてうちを選ぶ必要はないかもしれないですね。【普通】を選んでも他より大工さんがしっかりしてるので丈夫な家ができますけどね』

と仰ってたのが印象に残ってます

因みに相談にいったとき、

『いま発注するといつごろから建て始めることになりますか?』

と質問したところ

『1年6ヵ月後くらいかなぁ、、もう埋まっちゃってて大工さんが回らないので』

ということでした

パッシブハウスのなんかの賞も取っているようだったので、本当にいい工務店さんなんでしょうね

最後に名刺をいただいてびっくり

説明してくれたのは代表取締役の方でした

 

で、実際金額どのくらいになるかなぁと相談したところ2番目か3番目レベルの30坪で2800万用意してくれればなんとかなるかなぁ、とのことでした

 

 

 

 

むりぃぃぃぃぃ💯%無理ィィィィ!!!!

憧れのパッシブハウス

いつか宝くじが当たったら建ててやる、と半泣きで帰路についたことを昨日のことのように思います

 

わたしは一条工務店で高気密高断熱住宅に魅了されてから、パッシブハウスにたどり着くまで案外時間がかかったので書き起こしてみました

 

一条工務店スウェーデンハウス、あたりは展示場ですぐ見つけられますが、地元のどの工務店が本当に高気密高断熱の家を建ててくれるかなんて素人にはぜっったい分かりません

たどり着こうとした新住協のHPも絶望的に分かりにくかったし…

まだまだメジャーではないんですね

日本のエセ高気密高断熱アピールにはほとほとうんざりです

 

本当の高気密高断熱住宅は、簡単には手に入らないのです、というおはなしでした

 

【一条工務店との運命の出会い】

そんな迷走を続けていたある日

『建てるなら一戸建て!』という鶴の一声で一戸建ての路線確定

中古は嫌だという申し出もあり、新築ルート確定

というわけで本格的に住宅展示場を回ることに…

積水ハウス

ダイワハウス

桧家住宅

セキスイハイム

住友林業

ヘーベルハウス

いろんなハウスメーカーを見たあと、一条工務店

 

高気密高断熱を越えた超機密超断熱や太陽光、

全床暖房、メンテフリーの外壁ハイドロテクトタイル、

理にかなった家の仕組みに感動しきり

一気に魅了され、このときから私は気密断熱のスペック厨と化しました

 

外観?ノンノン

おしゃれさ?ノンノン

快適性がすべてでしょ!となってしまったのです

調べれば調べるほどハマって、一条ブロガーのみなさまの記事を読みふける毎日

一条工務店以外絶対にありえない!

と豪語し始めました

 

 

さて、

こんなに言っておいて私が選んだハウスメーカー一条工務店ではありません

 

なぜでしょうか

 

それはまた、次の記事で…

 

 

【現在に至るまでの迷走】

コトは2年7か月前に起こりました

主人の転勤が決定、くもりこと息子の二人きりの生活が強制的に始まったのです

賃貸マンションに住みはじめて思ったこと(今も思ってる)…

 

『家賃もったいな!』

 

今から考えるとなんて安直なきっかけなんだと思いますが、これがすべてのきっかけでした

それから、ことあるごとに『家、買ったほうが良いんじゃ…』とか『家欲しいな』となり、

『どんな家がいいかな、、』と考えるようになりました

 

①大手ハウスメーカーが何社か集まって大規模な開発を行っている建て売りを検討期

なんというかですね、高いだけあって付帯施設はとっても豪華で吹き抜けなんかあって、セコムついてたり太陽光に蓄電池なんかもついてて、

『わぁーハウスメーカーの家ってス・テ・キ(はぁと』なーんて思って、

すぐ家族に『買いたい買いたい!!』と伝えましたが、家を買うことすら寝耳に水の彼らがうんと言うはずもなく撃沈。しょんぼりーな。

でもこのとき買わなくてほんとによかったと今は思えます

ちな分譲してたのはダイワさん、パナさん、ミサワさんでした

 

②自分たち家族が庶民であることを思いだし地元の建て売りを見学期

まずはハウスメーカーさんとの差があることは素人のわたしでも分かりました

でもいったい何が違うのか

ハウスメーカーのほうがステキだったけどなぜ建て売りは少し見劣りするのか、の理由が全く分かりませんでした

でもいろーんなものをみてきた今自分なりの結論が出ています。それは

『神は細部に宿る』ということです

フローリング・壁紙・巾木、クローゼットやドアの取っ手、そういう何気ないところが違うのです

逆に言えばそこにこだわれば見た目の素敵さというのは素人でもある程度は作っていけると思います

、、ですがそのときはまだそれが分からず

『建て売り、なんとなく嫌かも…』とか生意気なこと思って候補から外してしまいました

 

③単身赴任からいつ戻るか分からない主人がいるんだし、取り敢えず中古マンションでも買ってリノベすりゃよくない?期

これはかなり自分のなかでベストな賢い選択なんじゃないかと今でも思ってます

うちは都心でもなく超田舎でもなくほどよい田舎です笑

なので中古マンションで築10年くらいなら1500~2000万台で購入できる地域です

そこにリノベで500万くらいかければ良いと

今はリノベってすごーくおしゃれですよね

ケルトンインフィルみたいな無印良品のリノベとか最高ですよ

(余談ですが当時(今もなのかな?)無印良品のリノベは都内限定だったので、すごく残念でした)

それか無印良品が団地リノベやってるとこを借りても良いなぁ💖なんて本末転倒なことまで考えてました

 

でもこれも心配事がたくさん

・うちは夫婦ひとり1台車を持ってます

 駐車場代がかかるうえにドアから車までがおそらく遠くなる。ダルい。

・管理費と築年数をおうごとに大きくなる積み立て修繕費。まじ、心配。

・主人が『家を買うなら一戸建てだぁぁぁ』と発言

以上の十分すぎる理由から我が家はマンションリノベを諦めたのでした

 

ほんと①②③それぞれに物件を10件ずつ見てます(計30件以上)

建て売り見てはマンション覗いてまたハウスメーカー分譲見に行って、とか行ったり来たりもしてました

ほんっと疲れました

でも通過儀礼だったんだなぁと、必要な苦労だったんだなぁと今は思っています

この通過儀礼に1年半くらいかかってます笑

 

長くなったのでまたこんど…

現在の状況

現在土地購入済、HM決定済、間取り打ち合わせ段階のくもりこです
家作りのほぼ全権を握らされて(!)いる私がなんとかいろんな方面に文句を言われない家を完成させるべく奮闘しておりますなう

関東地方在住、30代フルタイム勤務ワンオペ育児中のだめ兼業主婦がどれだけこだわって家を建てられるか、自分自身も分からない!
毎週末迫られる決断の数々
既に疲労困憊ですががんばる記録を残していきますのでよろしければお付き合いください☀